新しい仕事。


去年から大手ヴァイオリン工房で、オールド楽器の
オーバーホール後の音出しと調整補助をする仕事を
始めました。

簡単そうですが非常に難しく、とても時間を要し、
時には部分的な修理を決めなければならない重要な
役目です。

私自身の「好み」やボーイングの癖などは急には
改められませんが、工房の方々に気に入られ、いたく
認められた様で、かなり高価な楽器や希少な楽器を
与えられて、日々格闘しております。

オールドの楽器とは、基本的に200年以上良い環境で
経年変化した非常に木質が詰んでいる材質を使用して
おります。

それらを全面的にオーバーホールし直し、優に100年
以上良い環境で寝かせた材料でバスバーや駒を作って
仕上げます。

しかしだからと言って、すべてが良い音を奏でるわけ
ではなく、出来上がってから楽器がある程度本来の機能
を取り戻すまで、延々音出しをしてあげる必要があります。

スピーカーのエイジングのようですが、楽器はあくまで
アナログかつアコースティックなものですから、きちんとした
方法で長い時間弾き込むわけです。

大体の楽器は、1か月も付き合ってあげると、見違えるほど
良い音質になります。それがオールドの良いところかも
しれません。

おかげさまで今までよりも楽器を弾く時間がかなり長時間に
なりました。1日大体10時間は弾いてるかな。

所見ですが、ヴァイオリンは楽器の厚みが薄いほど大きな音
が出やすく、胴体の板が厚いほど甘く力づよい音がするようです。
軽く、薄い楽器は比較的簡単に音が出ますが、少しキンキンと
した響きであったり、上品とは言えない音がするものが多いです。

また、ストラドやガルネリの作品は、ほぼ99%オリジナルの
板・ニスが残っているものは現存せず、特にガルネリウスの
楽器は、作者が意図的に柔らかいニスを使用したため、現在
オリジナルニスのものは経年による剥がれで、無いに等しい
といいます。

本物か偽物かなどの鑑定の話になると、これはもう良い本物を
どれくらい見て触ってきたかという経験が必要なうえ、科学的な
鑑定も必要ときて、それがまた絶対の精度ではないので、もう
どうしたらよいかわからないくらいカオスの世界です。

中には「これは欲しいな」と思える楽器は結構あります。

良い経験と修行ができる仕事ですね。



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2018/02/09 (Fri) 15:46 |Blog

平成30年?大学出て30年?人生もあと30年?


遅ればせながら

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

平成も30年ですか。

大学を昭和63年の4月に卒業して、直ぐに

元号は平成となり、それから30年経つわけですね。

何ができたのだろうと考えると、全て途中の険しい状態です。

何一つ達成できてないかな。

素晴らしい仲間に会えて、可愛い子供に恵まれて、

最高の嫁さんと再婚できたことが良いこと。

悪いことは日常茶飯事で、書き連ねたら広辞苑。

人生3等分すると、一番最後の幕となるわけですが、

やり残しが無いようにしたいものです。

どんな物語やオペラでも、最終幕がクライマックス。

喜劇となるか悲劇となるか、結び方を誤らないようにしなければ。


新しい年も、日々の喧騒で普段と何ら変わりないものに既に

変わりつつあります。

自分でもこの2・3年が、これからの人生を

左右するような重要な意味が有る気がしています。

もっともっと外に出て、動き回るのが目標です。

どうぞ皆様、ご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げます。

犬


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2018/01/10 (Wed) 15:57 |Blog

第20回記念発表会が終了しました!


本日、私にとってはとても大きな節目の行事である、

第20回目のヴァイオリン教室の発表会がありました。

私が自宅にて生徒を教え始めたのが1995年。

それから徐々に生徒は増えていき、

2年目の1997年に、やっと発表会を開ける規模に

なりました。

最初の数年は自宅教室の部屋で行い、公民館や

学校の教室を経て芸劇のリハ室など色々さ迷い、

今の小さな音楽ホールが定番になって10数年経ちます

でしょうか。

いろいろありました。

当日にドタキャンする生徒、

逃亡する生徒、

呆然と立ち尽くして何もできない生徒。

枚挙に暇がないほど発表会という催事は、事件に

事欠かないワンダーランドです。

たくさんの方が手助けして下さり、やっとの思いで続けて

来ることができました。

それが今日で20周年。

感無量です。

今回も多くの方の援助をいただき、発表会を開催することが

できました。

特にトレーナーをさせていただき、お世話になっている慈恵医大

のオケの生徒さんたちには、年々参加者が減っている状況の中、

毎年本当に素晴らしい演奏を披露して頂いています。

古くからの演奏仲間や、新しい音楽仲間が皆で盛り立ててくれるのは、

最高にしあわせな人生の喜びです。



毎年のことですが、終演の際、「また来年も頑張って演奏を聴かせてね」

と、声をかけては別れるのですが、正直昨今なかなか思うように生徒さんが

集まらなくなりました。

純粋に生徒数の減少が原因です。

このままでは来年の発表会は開催すら危ぶまれる状況です。

かと言って20年続けてきた事を、そう簡単に途絶えさせてくはありません。


結果、しばらくは初心に戻って生徒さん集めをすることにしました。

そしてまたみんなが楽しくてワクワクするような素敵なレッスンをして、

自宅の1室でも良い、手作りの発表会を頑張って続けたいと思っています。

乞うご期待。


そして最後に、今回の発表会にご協力いただいたすべての皆様に心から感謝致します。

本当にありがとうございました。



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2017/11/13 (Mon) 00:47 |Blog

第9回リサイタル、終了。


先日第9回目のリサイタルを茗荷谷ラ・リールにて行いました。

今回はソロの他普段オケで一緒に演奏してくれている仲間を

加えて弦楽四重奏やピアノ五重奏を演奏しました。

プチ合宿などもして、親睦を深め、より緻密に演奏できるよう

用意したのですが、やはり学生時代のように自由な時間は少なく

納得がいく状態までには程遠かったのですが、とにかく私以外は若い

メンバーなので、情熱がすごい。

本当に助けられました。

今後も室内楽を取り入れたプログラムを積極的に実現させたいと

思っております。

演奏後は大いに打ち上がったのですが、次の日、その次の日と

年寄りは身体の節々が痛くなり、良く眠れません。

特に左の肩胛骨は外したいくらいです。


今回が来場場いただいた方ならびにお手伝いいただいたすべての

方に心からお礼申し上げます。


アトムハーツなメンバー
アトムハーツ





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2017/10/15 (Sun) 14:57 |Blog

太っているバイオリン弾き。


いつものことですが、減量はじめました(笑)。

というか、4週間目に入ります。

体調はやはりよくなるばかりで、太っているマイナス点をひしひし感じております。

今回はものすごく緩めの減量で、日々感じるなんということはない小さなことに、

体重が減っている喜びというか、

良い方向に向かっている安心感を感じる程度の減量です。

だからいつも以上に成果は誰にもわかりません

妻以外は誰も感じもしないみたいですね。


私は子供の頃から太っていて、6年生で52kgぐらいあったかな。

中学に入ってみんなにデブデブ言われましたが、身長が伸びたのでいわゆる

「太めちゃん」でした。

高校で柔道を始めたので、大会の度に強烈に減量しました。

高校時代は73kg~76kgの間をウロウロしてましたが、気を抜けば80kgを

越えてしまうので、大会前10日間絶食とか、平気でやってました。

若いということは何でもできるということと同義で、今よりもずっとストイック

でした。

食欲と性欲は自分である程度コントロール出来ましたから、

いつでも減量できるという悪い自信がつきました。

痩せている、もしくは普通の体型で数年以上を過ごすという事を、私は人生で

一度も経験していません。

痩せていく途中か、太る途中かの状態、もしくは太っている状態が私の普段の

姿です。

だから体型が変わらない人や、太っていない人が昔から私にとっては特別な人

でした。

自分がマイノリティでも、幼少の頃から何も特別な事を課しているわけではないのに

人よりも太っている。普通に生きていて太らないほうが不思議なのです(笑)。

周りの人は知っていますが、私はあまりたくさん食べません。というか、人前で

たくさん食べるのは恥ずかしいです。

でも、減量をサボるとすぐに太ります。

留学時代、異常に大きなストレスを経験して、一線を越える太り方をしたのが

悪かったのかなあ。

どちらにせよ、これからも太ったり痩せたりの人生なのでしょう。


経験上、痩せてる状態の人は太ってる状態の人を喜んで馬鹿にします。

私は口にこそ出しませんでしたが、自分が標準的な体重になったときは、

太っている人を憐れみました。

悲しくも怖い、わかっているのに感じてしまう同類を嫌悪する感情でした。

何十年も馬鹿にされてきたのに、太っている人を擁護できなかった。

私はそのように情けなくも弱く、ダメな人間なのです。

すぐに自分に降りかかってくるのにねえ。


見た目が人間関係を左右するのは誰よりも身にしみて知っています。

笑顔と馴れ馴れしさはそれでも自分を守り、相手を考えた結果の特技です。

だから私は人に嫌われても意に介さず、強気で自分を貫くタイプの人を尊敬します。

同時にそういうタイプの人を一番嫌います。

会社で偉くなる人は、そんなタイプで声がでかい人が多いですね。

誰もが人に嫌われたくはないのでしょうが、コミュニティの中では私は人に

嫌われるのを異常に恐れます。

見た目が悪いのに「これ以上嫌われたくない!」という条件反射なのでしょうか。

きっと、生まれ持った体質が、そういった後天的な性格を作るのでしょう。


さてさて、こんなこと書いてますが、年を取るに連れて、私は人に嫌われるのを

怖がらなくなってきました。

クソ親父化したわけです。

人間って、というか私って、仕方のない生き物ですね。


子供が、自分の子供が屈託なく抱きついてきて「大好きだよ!」と言ってくれるのが、

太め人間の、人生最高の自己肯定経験です。


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2017/06/19 (Mon) 21:29 |Blog

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2014.06.13(金)
第3回ソロリサイタル
~スペインの夜~

2015.02.13(金)
第4回ソロリサイタル

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