久しぶりに楽器の話を。


今現在私は本来妻のものであるイギリス製の「ジョージ・パイン」という製作者のヴァイオリンを使用しています。

以前の所有者は有名なソリストでしたが、かと言って特筆するほど高額な楽器ではありません。

全体のバランス感が良く、発声も良い。

イギリスの楽器では優等生の方でしょう。

今ひとつ音色が暗めなことと、高音部に派手さがない部分がありますが、入念な調整で現在とても量感のある音を出してくれています。

表板にも裏板にもいわゆる「木の節目」があり、左右対称ではありません。

色はオレンジに近い金茶で、ニスは固く細かい凹凸の傷がありますが、深い傷や割れた傷はありません。

スロースターターで、温めるというよりも共鳴振動を長時間させないと本領を発揮しません。

いつも練習開始後3時間目くらいから元気になってきます。

弱音器を着けずにフォルテでかき鳴らさないとならないので、それを許す環境がないと、非常にこじんまりとした四畳半チックな響きの楽器になってしまうでしょう。

またこの手のニスは丈夫なのですが、輝きに乏しいためにひと際地味に見えます。

期せずして地味な要因ばかり挙げてしまいましたが、本体はボウイングに対しとても素直な反応を示してくれるので、非常に健康な印象を受けます。

輝かしく眩しい光ではなく、言うなればまるで一昔前の60wの暖色系の電球のような、みんなで囲むキャンプファイヤーのような、ううん・・・上手く例えられないのですがとにかく親しみやすい、みんなが集まってくるような暖かい音色がします。

バッハの短調の独奏曲やクライスラーの小品にマッチする感じですね。

私には全体の弦高のテンションが低いです。

今年前半の演奏会はこの楽器を使用して臨もうと思っています。

テンションが低いから派手な音は出ませんが、左手の小ワザはかなりやりやすくなっています。

特に重音。

ヴァイオリニストにとってこれはアドヴァンテージですが、音程の保証まではしてくれません。

当然ですがね。


大きく見えますが、小柄な楽器です。
パイン



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2016/03/28 (Mon) 02:11 |Blog

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